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Mozilla、深刻度“最高”の脆弱性5件などを修正した「Thunderbird」v24.4を公開

v24.3.0から発生したBCCに関する2件の不具合も修正

「Thunderbird」v24.4.0

 Mozillaは18日、メールソフト「Thunderbird」の最新安定版v24.4.0を公開した。最新版の主な変更点は、深刻度が同社の基準で最も高い“最高”に分類された脆弱性5件を含む全10件の脆弱性を修正したこと。

 深刻度“最高”以外の脆弱性は、深刻度が2番目に高い“高”が3件、3番目に高い“中”が2件となっている。深刻度“最高”と“高”に分類された脆弱性は、いずれもJavaScriptが無効にされている標準の状態では影響なく、メールを受信しただけでは危険性はないという。ただし、拡張機能などでWebブラウザーやWebブラウザーに類似した機能を利用した場合に、潜在的なリスクが発生するとのこと。

 深刻度“中”に分類された2件はJavaScriptが無効化されている標準の状態でも影響する。

 そのほか、前バージョンのv24.3.0から発生したBCCに関する2件の不具合も修正されている。

 本ソフトは、Windows XP/Server 2003/Vista/7/8および64bit版のVista/7に対応するフリーソフトで、現在MozillaのWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「Thunderbird」
【著作権者】
contributors to the Mozilla Project
【対応OS】
Windows XP/Server 2003/Vista/7/8/Vista x64/7 x64
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
24.4.0(14/03/18)

(長谷川 正太郎)