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Adobe、「Adobe Flash Player」「Adobe AIR」の月例セキュリティアップデートを公開
CVE番号ベースで9件の脆弱性を修正
(2015/1/14 15:09)
米Adobe Systems Incorporatedは13日(現地時間)、「Adobe Flash Player」および「Adobe AIR」の最新版を公開した。本バージョンでは、CVE番号ベースで9件の脆弱性が修正されている。
同社が公開したセキュリティ情報(APSB15-01)によると、脆弱性の深刻度は同社基準で4段階中最高の“Critical”。同社は更新プログラムの適用優先度をLinux版以外の「Adobe Flash Player」でもっとも高い“1(72時間程度以内を目安とした可能な限り迅速なアップデートが必要)”と定め、以下の最新版へのアップデートを勧めている。
- 「Flash Player」デスクトップランタイム(WindowsおよびMac OS X):v16.0.0.257
- 「Flash Player」延長サポートリリース:v13.0.0.260
- 「Flash Player」Linux版:v11.2.202.429
- 「AIR」デスクトップランタイム(WindowsおよびMac OS X):v16.0.0.245
「Adobe Flash Player」および「Adobe AIR」は、現在同社のWebサイトから無償でダウンロード可能。すでにインストールされている場合は、自動更新機能を利用してアップデートすることもできる。延長サポートリリースは何らかの理由で「Adobe Flash Player 16」を導入することが困難な環境を対象としたバージョンで、「Adobe Flash Player」のヘルプページからダウンロード可能。
なお、「Internet Explorer 10(Windows 8)」「Internet Explorer 11(Windows 8.1)」用の「Flash Player」最新版は“Windows Update”を通じて提供される。「Google Chrome」用の最新版は同日公開された「Google Chrome」v39.0.2171.99に同梱されている。バージョンはいずれもデスクトップランタイム版と同じv16.0.0.257。
ソフトウェア情報
- 「Adobe Flash Player」Windows版
- 【著作権者】
- Adobe Systems Incorporated
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/Server 2008/7/8/8.1および64bit版の7/8/8.1/Server 2012
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 16.0.0.257(15/01/13)
- 「Adobe AIR」Windows向けデスクトップランタイム
- 【著作権者】
- Adobe Systems Incorporated
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/Server 2008/7/8および64bit版のVista
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 16.0.0.245(15/01/13)
- 「Google Chrome」Windows向け安定版
- 【著作権者】
- Google Inc.
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7/8/8.1および64bit版の7/8
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 39.0.2171.99(15/01/13)