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α版のリリースから1年4カ月、「Node.js Tools for Visual Studio」v1.0が正式版に

「Visual Studio」の強力なコード編集機能が“Node.js”環境でも

「Node.js Tools for Visual Studio」v1.0

 米Microsoft Corporationは25日(現地時間)、サーバーサイドJavaScript環境“Node.js”の開発機能を「Visual Studio」へ追加するオープンソースのプラグイン「Node.js Tools for Visual Studio」v1.0の正式版を公開した。現在、“Codeplex”のプロジェクトサイトから無償でダウンロードできる。なお、利用の際は別途「Node.js」のインストールが必要。

 「Node.js Tools for Visual Studio(NTVS)」は、「Visual Studio」を“Node.js”の開発環境にするプラグイン。2013年に11月に初めてアルファ版が公開され、昨年4月にはベータ版、そして今回正式版がリリースされた。“Apache License 2.0”ライセンスの下で公開されるオープンソースプロジェクトでもある。

 「NTVS」は「Visual Studio 2012」および「Visual Studio 2013」に対応しており、「Visual Studio Community」や「Visual Studio Express for Web」といった無償エディションでも利用可能。構文の強調表示やコードの折りたたみ表示、対応する括弧の補完、自動整形、定義への移動、“IntelliSense”によるコード補完といった「Visual Studio」の強力なコード編集機能が“Node.js”でも体験できる。

「Visual Studio 2013 Community」にインストールした「NTVS」

 さらに、対話ウィンドウ(REPL)やパッケージ管理システム「npm」を「Visual Studio」へ統合。デバッグやプロファイリングにも対応するほか、“Node.js”から派生した“io.js”やJavaScript/TypeScript/HTML/CSS/JSONなども“Node.js”と同様サポートされる。

ソフトウェア情報

「Node.js Tools for Visual Studio」
【著作権者】
Microsoft Corporation
【対応OS】
(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.0(15/03/25)

(樽井 秀人)