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「SQL Server 2016」がサポート終了、セキュリティパッチは今月が最後

「Azure SQL」や「SQL Server 2025」への移行を。有償で移行猶予が得られる「ESU」も

「SQL Server 2016」のサポートが終了

 米Microsoftは7月14日(現地時間)、「SQL Server 2016」のサポート終了を発表した。「固定ライフサイクルポリシー」に基づく10年間のサポート期間(延長サポートを含む)が満了を迎えたため、セキュリティパッチは今月が最後となる。

 サポートが終了した製品は使い続けることも可能だが、通常のセキュリティ更新プログラムやテクニカルサポートを受けることができない。そのため、セキュリティやコンプライアンス上のリスク増大が懸念される。とくに業務上重要なアプリケーションや規制対象のワークロードでは影響が大きく、AIによる攻撃の自動化が進む昨今、そのリスクを過小に評価するべきではない。

 Microsoftは、移行先として以下の3つの選択肢を案内している。

  • 「Azure」への移行:PaaSの「Azure SQL Database」「Azure SQL Managed Instance」では、パッチ適用やバックアップ、高可用性を自動化でき、将来のアップグレード作業も不要になる。OSやSQL環境を含めて完全な制御を維持したい場合は、「SQL Server on Azure Virtual Machines」を選べる
  • 「SQL Server 2025」へのアップグレード2025年11月リリースの最新バージョン。オンプレミスやハイブリッド環境を維持したまま最新版へ移行。性能・セキュリティの強化に加え、ベクトル検索などのAI機能を利用できる
  • 拡張セキュリティ更新プログラム(ESU:Extended Security Updates)の適用:重要なセキュリティ更新の提供を有料で受けられるプログラム。移行に猶予がほしい場合の短期的な選択肢で、Azure(SQL Server on Azure VMs、Azure VMware Solution)のワークロードや、「Azure Arc」経由でオンプレミス・マルチクラウド環境にも適用できる

 そのほかにも、今月は以下の製品がサポート終了を迎えているので注意したい。

  • Dynamics GP 2016
  • Dynamics GP 2016 R2
  • InfoPath 2013
  • Project Server 2016
  • Project Server 2019
  • SharePoint Designer 2013
  • SharePoint Server 2016
  • SharePoint Server 2019
  • SQL Server 2014, Extended Security Updates Year 2
  • Visual Studio 2022 , Version 17.12 (LTSCチャネル)