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ダブルスキャン搭載のセキュリティソフト「G DATA 2016」が販売開始。無料の体験版も

“USB キーボードガード”やプログラム更新を行うネットワークを指定する機能を追加

「G DATA インターネットセキュリティ 2016」

 G DATA Software(株)は6日、セキュリティソフト“G DATA”シリーズの最新版「G DATA 2016」のダウンロード販売を開始した。無料の体験版も公開されており、すべての機能を30日間試用できる。

 “G DATA”シリーズはドイツの老舗セキュリティベンダーG DATA Softwareが開発しているセキュリティソフト。複数のウイルススキャンエンジンを併用して検出率を高める“ダブルスキャン技術”、メールによるウイルスの爆発的感染を阻止するクラウド機能“アウトブレイクシールド”、オンラインバンキング詐欺から保護する“バンクガード”などを搭載するのが特長。ウイルス対策機能のみを備えた「G DATA アンチウイルス」、迷惑メール防止・不正アクセス防止・有害サイト対策機能などを追加した標準版「G DATA インターネットセキュリティ」、バックアップやシステムチューニング機能などを備えた最上位版「G DATA トータルプロテクション」の3エディションがラインナップされている。

 「G DATA 2016」では、ダブルスキャン技術を発展させた“G DATA CloseGap”機能をさらに改善。通常はメインのスキャンエンジンを利用し、不足部分のみをサブエンジンで補うことにより、高いウイルス検出力を実現するダブルスキャン技術のメリットはそのまま、動作の軽快さをも実現している。

 また、未知のウイルスへ備える“ふるまい検知”機能ではオートパイロット機能が搭載され、煩わしい確認メッセージの表示頻度が大幅に削減された。

 そのほかにも、USB機器を経由した攻撃からPCを保護する“USB キーボードガード”機能を搭載。また、従量課金型のネットワークでは更新を行わないように設定する機能や、SSLで暗号化されたメールをスキャンする機能なども追加されている。

 なお、「G DATA 2009」以降の製品を利用しているユーザーは、無償で最新版へアップデートすることができる。

ソフトウェア情報

「G DATA インターネットセキュリティ 2016」体験版
【著作権者】
G DATA Software AG
【対応OS】
64bit版を含むWindows Vista/7/8/8.1/10
【ソフト種別】
ダウンロード販売など(製品版は1年3台分のライセンスが4,298円(税込み)など、体験版あり)
【バージョン】
25.1.0.4(15/08/06)

(樽井 秀人)