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「Visual Studio 2015」は10月14日にサービス終了 ~Microsoftが注意喚起
「Visual Studio 2022」へのアップグレードを
2025年8月8日 06:45
「Visual Studio 2015」の延長サポート終了が10月14日に迫っている。8月5日、Microsoftが注意喚起の記事を公開した。
10月14日にサポートが終了するのは、「Visual Studio 2015」の全エディションに加え、関連製品やランタイム、コンポーネントも含まれる。サポート終了となると、セキュリティ更新プログラムや、それ以外の更新プログラムの提供が停止されるため、すみやかな後継製品への移行が必要。
同社は、「Visual Studio 2015」のユーザーに「Visual Studio 2022」へのアップグレードを促すとともに、アプリを更新して最新の「Visual C++ 再頒布可能パッケージ」を使用することを勧めている。また、「Visual Studio 2017」以降を使用する場合は、「MSVC」v140を使用するすべてのプロジェクトを最新の「MSVC」ツールセットを使用するようにアップデートすることを推奨してる。
「Visual Studio 2022」であれば、2027年1月12日までメインストリームのサポートが受けられるうえ、2032年1月13日まで延長サポートが継続される。また、生産性向上のために改善されたエディター、Gitバージョン管理の組み込みサポート、GitHubとの高度な統合、AIを活用したコード補完、「.NET 8」および「.NET 9」、「.NET MAUI」用ツールも利用可能だ。