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スクリプトエンジン「V8」の脆弱性、「Microsoft Edge」でも対処

v142.0.3595.80が安定チャネルでリリース

「Microsoft Edge」v142.0.3595.80

 米Microsoftは11月13日(現地時間)、デスクトップ向け「Microsoft Edge」v142.0.3595.80を安定(Stable)チャネルでリリースした。本バージョンは、原則週一回実施されているセキュリティアップデート。ベースとなっている「Chromium」由来の脆弱性が1件修正されている。

  • CVE-2025-13042:Inappropriate implementation in V8(High)

 深刻度の評価は、「High」(4段階中上から2番目)とされており、今のところ悪用の報告はないようだ。同様の修正は、「Google Chrome」でも先日実施されている。

 デスクトップ版「Microsoft Edge」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在公式サイトから無償でダウンロード可能。すでに「Microsoft Edge」を利用中の場合は、自動で更新されるため何もする必要はない。手動で更新したい場合は、画面右上のメニュー([…]アイコン)から[ヘルプとフィードバック]-[Microsoft Edge について]画面(edge://settings/help)へアクセスするとよい。ツールバーに更新が案内されることもある。

ツールバーに更新が案内されることもある