NEWS(11/10/20 14:40)
Twitterクライアントとしての機能が強化された統合IMソフト「Instantbird」v1.1
会話タブを一時的に“保留”する機能も追加
複数のインスタントメッセージ(IM)サービスを一元管理可能なクロスプラットフォーム対応のメッセンジャーソフト「Instantbird」の最新版となるv1.1が、18日に公開された。Windows 2000以降などに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 7で動作を確認した。現在、本ソフトの公式サイトから、英語版をはじめとする13カ国語版をダウンロードできる。
「Instantbird」は、複数のIMサービスに対応したメッセンジャーソフト。“AOL Instant Messenger(AIM)”“Windows Live Messenger(MSN Messenger)”“Google Talk”“XMPP(Jabber)”“Yahoo!メッセンジャー(日米双方に対応)”などのIMサービスに対応するほか、IRCやTwitter、Facebookのチャット機能などのクライアントとしても利用できる。また、「Firefox」などでおなじみのユーザーインターフェイス技術“XUL”がベースとなっており、アドオンによる機能追加などもサポートする。
v1.1では、主にTwitterクライアントとしての機能が強化されており、ユーザー名やハッシュタグを認識してリンク表示できるようになったほか、ツイートの右クリックメニューから返信やリプライ、アンフォローといった操作が行えるようになった。また、編集部では動作が確認できなかったものの、ユーザー名の入力補完機能が搭載されているという。
また、会話タブを“オンホールド(電話の保留)”する機能が追加されたのも大きな変更点。これは指定した会話タブを一時的に会話ウインドウから削除できる機能で、タブの右クリックメニューにある[Put Conversation on Hold]項目を選択すると利用可能。“保留”状態になったタブは、ユーザーリストウィンドウに項目として追加され、クリックすることで簡単に会話ウィンドウへタブとして復元できる仕組みになっている。
そのほか、スウェーデン語とエストニア語のサポート、IBM製のグループウェア「IBM Lotus Sametime」のIMサービスへの対応、指定した条件で会話をフィルタリング・ブロックできるアドオン開発向けのAPI“Interruptions manager API”の搭載、安定性の向上などが施されている。
- 【著作権者】
- The Instantbird Team
- 【対応OS】
- Windows 2000以降など(編集部にてWindows 7で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.1(11/10/18)