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Mac OS X環境で人気のGUI“Git”クライアント「SourceTree」のWindows版が一般公開

“Mercurial”“git-flow”のサポートも計画

「SourceTree for Windows」v0.9.0.2

 豪Atlassianは19日(現地時間)、“Git”のGUIクライアント「SourceTree」のWindows版「SourceTree for Windows」を一般公開した。本ソフトはベータ版として公開されており、抽選で一部ユーザー向けに先行提供されていた。

 「SourceTree」は、Mac OS X環境で人気の分散型バージョン管理システム(DVCS)クライアント。Mac OS X版は“Git”と“Mercurial”に対応しており、初心者にとっても扱いやすい洗練されたGUIを備える。

「SourceTree」で“Bitbucket”からリポジトリをクローン

 また、同社が提供するクラウド型のDVCSサービス“Bitbucket”やオンプレミス型(自分で設置・管理するタイプ)のDVCSサービス“Stash”と連携する機能なども備える。

 Windows環境にもGUIを備えるDVCSクライアントはいくつか存在するが、「SourceTree」ほどは洗練されておらず、Windows版が待ち望まれていた。現在のところ“Git”のみに対応しているが、将来バージョンでは“Mercurial”のサポートも計画されている。また、“git-flow”への対応も予定されている。

「SourceTree for Windows」v0.9.0.2

 「SourceTree for Windows」はWindows 7以降に対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 8で動作を確認した。現在、同社のWebサイトからダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「SourceTree for Windows」
【著作権者】
Atlassian
【対応OS】
Windows 7以降(編集部にてWindows 8で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
0.9.0.2(13/03/19)

(柳 英俊)