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デスクトップに散らばったアイコンを自動で整頓してくれる「Fences」がv3.0に

高DPI環境に対応。ロールアップ機能やフォルダーポータルのナビゲーション機能なども

「Fences」v3.0

 米Stardock Corporationは18日(現地時間)、デスクトップのアイコンを整理するタスクトレイ常駐型ソフト「Fences」の最新版v3.00を公開した。価格9.99米ドルのシェアウェアで、30日間の試用が可能。現在、同社のWebサイトからダウンロードできる。

 「Fences」は、デスクトップに散らばったアイコンを自動でグループ化し、所定の位置に配置してくれる整理整頓ツール。プログラムのショートカットやフォルダー、ファイルなどが、それぞれ半透明の四角い囲い(fence:フェンス)へ仕分けされる仕組みで、デスクトップを常にクリーンな状態へ保つことができる。

 また、よく使うフォルダーを“フェンス”としてデスクトップへ配置し、フォルダー内のファイルをダブルクリックで開いたり、フェンスへのドラッグ&ドロップでファイルを移動させることもできる(フォルダーポータル機能)。

「Fences」を利用する前のデスクトップ
「Fences」を利用した後のデスクトップ
設定画面。ロールアップ機能やフォルダーポータルのナビゲーション機能が追加

 メジャーバージョンアップとなる本バージョンでは高DPIモニターがサポートされたほか、Windows 10との互換性が向上。Windows 10では“フェンス”の裏にあるデスクトップの壁紙部分にぼかし効果が追加された。

 さらに、不要な“フェンス”をタイトルバーのみの表示にするロールアップ機能が追加された。この機能は“フェンス”のタイトルバーをダブルクリックするか、“フェンス”をデスクトップの上辺・下辺へ移動させることで有効化することが可能。タイトルバーへマウスカーソルを移動させた時だけ“フェンス”が広がり、マウスカーソルが外れると再び巻き上げられるので、“フェンス”が邪魔になることがない。

 そのほかにもフォルダーポータル機能が拡張され、“フェンス”内で子フォルダーを表示したり、[上へ]ボタンで親フォルダーへ戻ることができるナビゲーション機能が追加されるなど、さまざまな改善が盛り込まれている。

ソフトウェア情報

「Fences」
【著作権者】
Stardock Corporation
【対応OS】
Windows 7/8/10
【ソフト種別】
シェアウェア 9.99米ドル(30日間試用可能)
【バージョン】
3.0(16/05/18)

(樽井 秀人)