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スタート画面のカスタマイズツール「Start11」がピン止めアプリのフォルダー分けに対応

慣れ親しんだスタイルに戻したり、スタート画面の不満ポイントを改善できるツール

「Start11」v1.1

 米Stardockは1月12日(現地時間)、[スタート]画面のカスタマイズツール「Start11」の最新版v1.1を公開した。今回のアップデートでは、多くのユーザーからの要望に応え、ピン留めしたアイコンをフォルダーにまとめて整理する機能が追加されている。

 「Start11」は、Windows 10/11環境の[スタート]ボタンや画面、タスクバーなどをカスタマイズするツール。慣れ親しんだWindows 7/10スタイルの[スタート]画面を最新のOSでも使い続けたいユーザーや、新しいWindows 11スタイルのデスクトップをWindows 10環境で再現してみたいユーザー向けの製品で、同社の「Start8」「Start10」の後継にあたる。

タスクバーのレイアウトをカスタマイズ
[スタート]画面のスタイルを選択
[スタート]ボタンに好みの画像を割り当て
Windows 10の[スタート]画面をWindows 11スタイルにし、タスクバーを中央揃えにした例

 780円(税込み)のシェアウェアだが、その分機能は充実している。たとえば、[スタート]画面にページやカテゴリーを作成すれば、アプリを大量にピン留めしても容易に整理が可能。タスクバーにカスタム背景やテクスチャー、透明度を設定し、自分好みにカスタマイズすることもできる。Windows 10でタスクバーを中央揃えにしたり、Windows 11でタスクバーをデスクトップ上部へ移動させることも可能だ。30日間のトライアル期間が用意されているので、興味のあるユーザーは試してみるとよいだろう。

 今回のアップデートの目玉は、[スタート]画面におけるフォルダーのサポートだ。これはWindows 10でサポートされていたにもかかわらず、Windows 11には搭載されていない機能の一つで、実装を望む声も多かったという。「Start11」では[Shift]キーを押しながらアイコンをドラッグすることで、フォルダーへの追加・削除が可能。

複数のアイコンをフォルダーにまとめる
フォルダーを展開した様子
[Shift]キーを押しながらアイコンをドラッグすることで、フォルダーへの追加・削除が可能

 また、同社の製品「Fences」との統合が強化されたほか、Windows 10に「Start11」を新規インストールした場合に、OSの[スタート]画面のレイアウトが「Start11」へインポートされるようになった。

ソフトウェア情報

「Start11」
【著作権者】
Stardock Software, Inc.
【対応OS】
Windows 10/11
【ソフト種別】
シェアウェア 780円(税込み)
【バージョン】
1.1(21/01/12)