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Windows 11の垂直タスクバーが「Start11」で実現【1月17日】

Windows 10/11環境の[スタート]やタスクバーなどをカスタマイズするツール

「Start11」v2.5 Beta、Windows 11のタスクバーを縦に配置する「垂直タスクバー」が新たに実装

 米Stardockは12月12日(現地時間)、「Start11」v2.5 Betaをリリースした。Windows 11のタスクバーを縦に配置する「垂直タスクバー」が新たに実装されている。

 「Start11」は、Windows 10/11環境の[スタート]ボタンや画面、タスクバーなどをカスタマイズするツール。慣れ親しんだWindows 7/10スタイルの[スタート]画面を最新のOSでも使い続けたいユーザーや、新しいWindows 11スタイルのデスクトップをWindows 10環境で再現してみたいユーザー向けの製品で、同社の「Start8」「Start10」の後継にあたる。価格は1台あたり1,748円など(税込み)。30日の試用が可能だ。同社の統合カスタマイズツール「Object Desktop」にも含まれている。

 最新ベータ版では、ユーザーからの要望の多かった「垂直タスクバー」をサポート。デスクトップの左端または右端へ、タスクバーを縦に配置できるようになった。無償ツール「Windhawk」でもサポートされているが、「Start11」は[スタート]画面も含めたトータルデザインが魅力といえるだろう。

デスクトップ右端への移動も可能

 そのほかにも、タスクバーを中央揃えにしたまま[スタート]ボタンだけ左端に表示する機能が、2台以上のモニターでサポートされる(以前は2画面のみ)。3台以上のマルチモニター環境でも問題なく動作するとのこと。

 ベータ版「Start11」は、公式サイトに「Stardock」アカウントでログインすれば、ダウンロードページから入手できる。「Object Desktop」からオプトイン(許可)することも可能だ。

[2025年1月17日編集部追記] 1月17日現在、「Start11」v2.5の正式版が公開されていることを、編集部にて確認した。

ソフトウェア情報

「Start11」
【著作権者】
Stardock Software, Inc.
【対応OS】
Windows 10/11
【ソフト種別】
シェアウェア 780円(税込み)
【バージョン】
2.5 Beta(24/12/12)