REVIEW(10/02/19)

Vista/7のスタートメニューをXP風のデザインへカスタマイズ「Classic Shell」

“昔のほうが使いやすかった……”というユーザーは一度お試しあれ

「Classic Shell」v1.0.0「Classic Shell」v1.0.0

スタートメニューの設定画面スタートメニューの設定画面

 「Classic Shell」は、Windows Vista/7のスタートメニューやエクスプローラの一部機能をカスタマイズして、Windows XP以前のデザインや機能を再現できるソフト。Windows Vista/7および同64bit版に対応するフリーソフトで、本ソフトの公式サイトからダウンロードできる。

 本ソフトを利用すれば、Windows XP以前のスタートメニューを再現できる。スキン機能を搭載しており自由に見栄えを変更することも可能で、カスタマイズ次第ではWindows XPそっくりのデザインを実現することも可能。Windows Vista/7へ乗り換えてみたものの、スタートメニューの使い勝手が変わっていてうまく馴染めないといったユーザーにお勧め。

 本ソフトを導入するとスタートボタンや[Windows]キーで、本ソフトが再現したスタートメニューが表示されるようになる。しかし、[Shift]+[Windows]キーでWindows標準のスタートメニューを利用したり、本ソフトによるスタートメニューを表示するホットキーを[Windows]キー以外へ変更することも可能で、徐々に新しいスタートメニューに慣れたいといった場合にも活用できるだろう。

 ホットキーの変更などは、本ソフトによるスタートメニューから[設定]-[Classic Start Menu]メニューを選択すると現れる設定ダイアログで行う。ダイアログでは、画面デザインやスタートメニューへ表示しておく項目などもカスタマイズできる。

本ソフトによるスタートメニューのカスタマイズ例本ソフトによるスタートメニューのカスタマイズ例本ソフトによるスタートメニューのカスタマイズ例

 そのほか、Windows XP以前のエクスプローラの機能を一部再現することも可能。たとえばツールバーへ“上へ”ボタンを追加したり、ファイルを移動・コピーする際の上書き確認ダイアログを古いデザインへ戻すことが可能。

Windows XP以前のエクスプローラの機能を一部再現することも可能Windows XP以前のエクスプローラの機能を一部再現することも可能

ファイルを移動・コピーする際の上書き確認ダイアログを古いデザインへファイルを移動・コピーする際の上書き確認ダイアログを古いデザインへ

【著作権者】
Ivo Beltchev 氏
【対応OS】
Windows Vista/7/Vista x64/7 x64
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.0.0(10/02/15)

(柳 英俊)