REVIEW(11/01/14)

Windowsを強制終了させて“赤いブルースクリーン”を表示できる「Not My Fault」

色は自由にカスタマイズ可能

「Not My Fault」「Not My Fault」

 「Not My Fault」は、OSをクラッシュさせられるデバッグツール。Windowsに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 7で動作を確認した。書籍『Windows Internals』の公式サイトや、マイクロソフトのサポートサイトからダウンロードできる。

 本ソフトは、各種システムツールをリリースしているマイクロソフトの一部門“Sysinternals”製の開発・デバッグ用ツールで、Windowsをさまざまな方法で強制終了させて“ブルースクリーン(BSOD:Blue Screen of Death)”を表示させることが可能。

 一般のユーザーにとってBSODは恐怖の対象でしかないが、開発者にとって強制終了の際に吐き出されるダンプファイルは、ソフトウェアのバグを発見するための貴重な手がかり。BSODを意図的に発生させる手段はほかにもあるが、本ソフトを利用するのが最も簡単な方法だろう。

 また、本ソフトはBSOD画面の文字色と背景色をカスタマイズすることも可能。カスタマイズするには、本ソフトのメイン画面にある[BSOD Colors]ボタンを押すと現れる色選択ダイアログで、任意の色を選択して[Select]ボタンを押せばよい。“青いブルースクリーンなんて見飽きてしまった!”というユーザーは、一度本ソフトを試してみてはいかがだろうか。

通常のブルースクリーン通常のブルースクリーン

赤くカスタマイズしたブルースクリーン赤くカスタマイズしたブルースクリーン

【著作権者】
Mark Russinovich 氏
【対応OS】
Windows(編集部にてWindows 7で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
-

(柳 英俊)