REVIEW(12/11/15)

フロッピーイメージをマウントできるVirtual PC用補助ソフト「WVPC+」

フロッピーイメージの作成機能も搭載、古いOSでフロッピー起動での動作検証に

「WVPC+」v1.0.4「WVPC+」v1.0.4

フロッピーディスクのイメージ作成機能も搭載フロッピーディスクのイメージ作成機能も搭載

 「WVPC+」は、仮想PCソフト「Windows Virtual PC」(以下、「Virtual PC」)でフロッピーディスクのイメージをマウント可能にする補助ソフト。Windows 7に対応するフリーソフトで、作者のWebサイトからダウンロードできる。動作には、.NET Framework 4が必要。

 Windows 7向けに提供されている「Virtual PC」は、従来のバージョンと違い、フロッピーディスクのイメージをマウントすることや、物理パラレルポートの接続設定が不可能になっている。最近ではフロッピーディスクを使う機会は少なくなったが、古いOSでフロッピーディスクによる起動の動作検証に使いたいという人もいるだろう。

 そこで本ソフトを利用すれば、Windows 7向けの「Virtual PC」でもフロッピーディスクのイメージをマウントしたり、物理パラレルポートの接続が可能になる。また、HDDやDVDのドライブ数を変更することも可能。

 さらに、フロッピーディスクのイメージを作成する機能も備えているので、別途イメージを用意する手間も省けるのがうれしい。作成方法は簡単で、フロッピーディスクの形式や、イメージのファイル名と保存先のフォルダをウィザード形式で設定していくだけ。

【著作権者】
yamanyan 氏
【対応OS】
Windows 7
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.0.4

(久保 望)