レビュー
開かれているウィンドウの詳細情報を一覧表示するツール「WinLister」
最大化・最小化、表示・非表示の切り替えコマンドをウィンドウへ送信することも可能
(2014/9/1 17:20)
「WinLister」は、開かれているウィンドウを列挙するツール。Windows 98からWindows 8までに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、32bit版と64bit版が作者のWebサイトからダウンロードできる。
本ソフトを利用すると、タイトルやウィンドウハンドル、位置、大きさ、クラス名、プロセスID、当該ウィンドウを作成したプログラムの名前などといった情報とともに、システム内のウィンドウを一覧表示することが可能。初期状態では隠しウィンドウや幅・高さがゼロのウィンドウが一覧から除かれているが、[Option]メニューから一覧に含めるように指定することもできる。
さらに、選択したウィンドウに対して「WinLister」からさまざまなコマンドを送ることが可能。たとえば選択したウィンドウを閉じたり、常に最前面へ表示するように指定したり、表示・非表示を切り替えたり、最大化・最小化したり、ウィンドウのプロセスを終了させることができる。
そのほかにも、選択したウィンドウの情報をHTML形式でエクスポートする機能などを搭載。実行ファイル単体で動作可能なポータブルアプリになっているので、USBメモリなどに入れておけば何かと役に立つだろう。最新版のv1.15からは64bit版のバイナリも用意されている。
ソフトウェア情報
- 「WinLister」
- 【著作権者】
- Nir Sofer 氏
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows 98からWindows 8まで(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 1.15