レビュー
あらゆるファイルをタスクバーへピン留めできるようにする「Pin to 8」
ファイル、フォルダ、“ファイル名を指定して実行”コマンド、“ごみ箱”、なんでもOK
(2014/11/19 11:00)
「Pin to 8」は、あらゆるファイルをタスクバーへピン留めできるようにするツール。64bit版を含むWindows 8に対応する寄付歓迎のフリーソフトで、作者のWebサイトからダウンロードできる。
本ソフトを利用すると、本来ならタスクバーへピン留めすることのできないファイルやフォルダ、ツールをタスクバーへボタンとしてピン留めすることが可能。“ファイル名を指定して実行”コマンドや“ごみ箱”、“ライブラリ”フォルダ、コントロールのパネルの項目などもタスクボタンとして利用できるようになる。
本ソフトは実行ファイル単体で動作するポータブルアプリになっている。32bit版と64bit版が同梱されているので、利用環境に応じて選択しよう。
使い方は簡単で、ドラッグ&ドロップできるアイテムであれば本アプリのメインウィンドウへドラッグ&ドロップするだけでよい。ただし、“ライブラリ”フォルダや“ごみ箱”などの一部特殊なアイテムをピン留めするには、専用のツールを利用する。
たとえば“ライブラリ”フォルダをピン留めしたい場合は、[Pin a Library]ボタンを押す。すると、ピン留めが可能な“ライブラリ”フォルダが一覧表示されるので、そこでピン留めしたいフォルダのチェックボックスをONにすればよい。“ごみ箱”やコントロールパネルの項目をピン留めしたい場合は、[Pin Special Item]ボタンが利用できる。ピン留めを解除したい場合は、一般の実行ファイルと同様にタスクトレイボタンの右クリックメニューで[タスク バーからピン留めを外す]項目を選択すればよい。
なお、本ソフトはタスクバー以外にもスタート画面へのピン留めにも対応する。ただし、編集部にて試用したところ、この機能は利用できなかった。対応する環境であれば、ピン留めを行う際にスタート画面へピン留めするか、タスクバーへピン留めするか選択するダイアログが現れる。
ソフトウェア情報
- 「Pin to 8」
- 【著作権者】
- Happy Bulldozer 氏
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows 8
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 2.1.0.0