レビュー
入力されたキーやマウスボタンをデスクトップ上に表示「QiPress」
キーカウント機能“QiMeter”やマウスカーソルを見失うのを防ぐ“CursorHalo”も
(2016/2/25 15:58)
「QiPress Lite」は、入力されたキーやマウスボタンをデスクトップ上に表示できるツール。64bit版を含むWindows XP/Vista/7/8/8.1/10に対応しており、個人利用かつ非商用に限り無償で利用可能。作者のWebサイトからダウンロードできる。
本ソフトは、ユーザーが入力したキーやマウスボタンをデスクトップ左下に表示するデスクトップアクセサリー。キーの表示パネルは半透明になっており、キー入力がない場合は自動でフェードアウトして隠れるので邪魔にはならない。パネルの大きさや文字サイズ、背景色、透明度などを自由にカスタマイズできるので、デスクトップのデザインに合わせてみてもよいだろう。
基本的にはキーの入力を確かめるだけのツールで、比較的アクセサリー要素が強いソフトだが、[NumLock][CapsLock][ScrollLock]キーのトグル状態を表示したり、マウスカーソルの付近をハイライト表示してカーソルを見失うのを防ぐ“CursorHalo”機能を備えており、なかなか実用的な面もある。
また、キーストロークをカウントする“QiMeter”という統計ツールを内蔵しており、あとでキーボードの利用状況を振り返ることができるのも楽しい。インストール不要のポータブルアプリになっているので、USBメモリなどに入れて持ち運んでも面白いだろう。
なお、本ソフトには商用が可能な有償ライセンス「QiPress Pro」も用意されている(価格は22.49米ドル)。「QiPress Pro」ではより高度なカスタマイズ機能が利用できるほか、特殊な文字入力を行う言語やマルチディスプレイのサポートなどが含まれているとのこと。
ソフトウェア情報
- 「QiPress Lite」
- 【著作権者】
- Aalap Shah
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows XP/Vista/7/8/8.1/10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(個人利用かつ非商用に限る)
- 【バージョン】
- 1.069