杜のAndroid研究室
第129回
フリック入力をゲームで上達できるアプリ「特打フリック」
基本の習得から実践トレーニングまで可能な「特打」のAndroid版
(2013/1/23 10:43)
『杜のAndroid研究室』では、スマートフォン向けOS“Android(アンドロイド)”をテーマに、窓の杜スタッフが厳選したアプリなどを紹介していく。今回は、フリック入力をゲームで上達できるアプリ「特打フリック」に焦点を当て、その使い方と機能を紹介しよう。
PCの定番ソフト「特打」のフリック入力に対応したAndroid版
「特打フリック」は、多くの日本語入力アプリで採用されているフリック入力をゲームで上達できるアプリ。PCの定番タイピング練習ソフト「特打」のAndroid版で、フリック入力のスピードと正確さをトレーニングできるアプリとなっている。通常、350円(税込み)の有料アプリだが、発売記念キャンペーンにより2013年1月24日までは無料でダウンロードできる。
画面に表示されるひらがなのパネルを正しい方向にフリックし、銃で撃ち抜いて消していくゲームをプレイしてフリック入力のトレーニングが可能。フリック入力の基本を習得できる“基礎射撃”のほか、制限時間内により多くのパネルを撃ち抜く“早撃ち”、表示される単語を入力することでパネルを撃ち抜いていく“実践射撃”という3つのモードが用意されている。
“基礎射撃”では、日本語入力アプリのテンキー配列風のマス目が表示され、その中にひらがなのパネルが1つずつ表示されるので、フリックして消していく。日本語入力アプリのテンキーとは異なり、パネル自体に入力するべき“かな”が表示されているので、そのかなを入力できる方向にフリックしていこう。日本語入力アプリのようにパネルにタッチした際に上下左右に候補が表示されることがないため、候補を見ないフリック入力を習得可能だ。
間違った方向にパネルをフリックすると、正しい方向が赤い三角形で表示されるとともに、声優による声でも方向を教えてもらうことが可能。全部で20個のひらがなパネルを消せばクリアとなり、成績画面で正答率を意味する“命中率”や、3つ星の評価を確認することが可能。また、成績の推移をグラフで確認できるほか、声でも評価やアドバイスをもらえる。
制限時間のある“早撃ち”“実践射撃”モードでフリック入力を鍛錬
フリック入力のスピードアップを図れるのが“早撃ち”モードだ。画面内のさまざまな場所にひらがなパネルが次々と出現するので、30秒の制限時間内により多くのパネルをフリックで消していこう。出現する順番に関係なく、好きなパネルからフリックすることができる。
消したパネルの数に応じてスコアが加算されるほか、方向を間違えることなくパネル消去に成功し続けることで“コンボ”となり、高得点を狙える。制限時間が経過すると成績画面が表示され、スコアや命中率に加えて“早撃ちレベル”が1級から5級で評価されるほか、“10分間に○文字”という入力速度の目安も確認可能。また、成績の推移のグラフも確認できる。
メールなどでよく使う単語をフリック入力していく実践トレーニングができるのが“実践射撃”モード。漢字、ひらがな、カタカナの単語が1題ずつ表示され、同時に単語に対応したひらがなパネルが表示されるので、左のパネルから順にフリックで消していこう。60秒の制限時間内に消せた単語の数と連続成功によるコンボによってスコアが加算される。
成績画面では、“早撃ち”モードと同様にスコアや命中率、早撃ちレベルや入力速度を確認可能。出題される単語の一部は3カ月ごとに入れ替えられ、時事用語や季節に合わせた単語の入力も練習できる。
学習アルゴリズムにより、実力に応じて難易度を自動調整
独自の学習アルゴリズムにより、ユーザーの実力に応じて難易度などを自動で調整するのが特打フリックの特徴で、“実践射撃”“早撃ち”モードでは、苦手な単語やかなが多めに出題されるようになっている。
各モードのプレイ後に表示される成績画面からは、ゲームの成績をFacebookやTwitterに投稿することが可能。また、起動画面の“成績”を選択して表示される画面では、“実践射撃”“早撃ち”モードの直近の成績や苦手な単語、かなを確認できるほか、“成長グラフ”で両モードの成績の推移や最高スコアを確認できる。
- 【著作権者】
- ソースネクスト(株)
- 【対応OS】
- Android 2.2以降
- 【ソフト種別】
- ダウンロード販売 350円(税込み)(2013年1月24日まで無料)
- 【バージョン】
- 1.0.2(13/01/17)