Microsoft、Windows 11 24H2/Server 2025向けパッチ「KB5064489」を定例外リリース

Microsoft、「KB5064489」を定例外（OOB）リリース

　米Microsoftは7月13日（現地時間）、「Windows 11 バージョン 24H2」「Windows Server 2025」向けの更新プログラム「KB5064489」を定例外（OOB）でリリースした。「Microsoft Update カタログ」でのみの提供となる。

　このパッチでは、仮想化ベースのセキュリティ（VBS）が有効になっていると一部の仮想マシン（VM）が起動しないという2025年7月のセキュリティ更新プログラム「KB5062553」の問題が解決された。

　これは「Azure Virtual Machines」のうち、「Windows Server 2025」または「Windows 11 バージョン 24H2」を実行しており、「Trusted Launch」（「Windows 11」を実行する仮想マシンで必須）が無効化され、レジストリキー経由で「VBS」が強制適用されているケースに影響するといい、一般のユーザーに影響することはほぼない。トラブルが生じた環境のみ、「KB5064489」の適用が推奨されている。