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キー操作を監視して指定ファイル起動「侵入者発見器モジュール sh-m」

ドアノブにつないだヒモが引っ張られると警告表示させることも可能

(10/11/18)

「侵入者発見器モジュール sh-m」「侵入者発見器モジュール sh-m」

 キーボードのキー操作を監視し、何かのキーの上下動作があれば指定のファイルを開いたり別のプログラムを起動したりすることができるソフト。たとえば自分の不在時などに無断でPCをいじられると警告を表示したいような場合にお勧め。

 開きたいファイルやプログラムは、そのパスを本ソフトの起動オプションとして指定しておく必要がある。たとえば警告メッセージを書いた文書ファイルを指定しておけば、キー操作に反応して文書ファイルが自動で開くようにすることができる。また、コマンドラインで使用できるメール送信プログラムなどを指定すれば、携帯メールに通知させるようなことも可能だろう。

 作者によると、本ソフトを侵入者の発見用として使うには、何かのキーとヒモをテープで留めてキーが押されたままの状態になるようにし、反対側のヒモの端を部屋の入口などに工夫して仕掛けておくのだという。誰かが部屋に入ればヒモが引っ張られてキーが離れ、指定ファイルが起動するというわけだ。

 なお筆者が実際に試したところ、キーを押したままの状態で本ソフトを起動するとウィンドウが非アクティブになり、キーを離してもうまく反応しないことがあった。その場合、起動後に[Alt]+[Tab]キーで本ソフトのウィンドウをアクティブにしておけば、キーを離してもうまく反応するようだ。また、先に本ソフトを起動したあと何かキーを“押す”場合だと非アクティブにはならずに反応するので、たとえばドアノブから伸ばしたヒモが引っ張られると、ヒモにつないだボールが転がってキーボードの上に落ちる、といった仕掛けにするのもいいだろう。

【著作権者】
dsf 氏
【対応OS】
Windows 98/XP
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
-

(川原 徹也)