Windows 10資格認定試験 徹底攻略!
《第2問:解説》Windows 10のシステム準備として、OSのインストール&設定後に参照コンピューターで行う作業は?
2016年10月24日 06:00
先週の出題「第2問 Windows 10のシステム準備として、OSのインストール&設定後に参照コンピューターで行う作業は?」の解答と解説をお伝えする。
分からなかった人・間違えた人は、ぜひ実際にWindows 10を操作して確認していただきたい。
《第2問》
イメージを利用してWindowsを展開するため、参照コンピューターへWindows 10をインストールし、設定やアプリのカスタマイズを行いました。このあと、参照コンピューターで行う作業はどれですか。
A. Windows PEで起動したあと、Sysprepを実行する
B. Sysprepを実行したあと、Windows PEで起動する
C. Sysprepを実行したあと、セーフモードで起動する
D. セーフモードで起動したあと、Sysprepを実行する
(正解:B)
※『徹底攻略MCP問題集 Windows 10[70-697:Configuring Windows Devices]対応』第2章<デスクトップとデバイスの展開>の問9より
参照コンピューターでカスタマイズを終えたら、Sysprepを実行し、その後Windows PEを使用して起動します(B)。
展開するイメージの基となるコンピューターを参照コンピューターといいます。参照コンピューターは、OSのインストール後、すべてのコンピューターに共通する設定やアプリのインストールを行いカスタマイズします。すべてのコンピューターに適用できる一般化されたイメージファイルを作成するためには、Sysprepを実行し、参照コンピューターのコンピューター名やプロダクトキーなどの固有情報を削除します。
Sysprepは、システム準備ツールとも呼ばれ、コンピューター上の固有情報を削除するためのツールです。
Sysprepを実行してシャットダウンしたあとは、Windows PEのメディアを使用して起動します。通常の起動では、一般化されたWindows 10を再度起動することになり、初期設定のウィザードが表示されますが、Windows PEで起動することによってイメージファイルの作成へと進むことができます。
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「第2問 Windows 10のシステム準備として、OSのインストール&設定後に参照コンピューターで行う作業は?」の解説を読み終えた方は、ぜひ「第3問 Windows 10のHyper-Vで複数の仮想マシンを作成する効率の良い機能は?」にも挑戦してください。
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