やじうまの杜

「Firefox」内蔵の無償VPN、日本にも展開? どの国からの接続かを隠し、プライバシーを保護

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「Firefox」v152.0.3

 「Firefox 149」で導入されたにもかかわらず、いままで日本では利用できなかった組み込みのVPN機能が、ようやく日本にも展開されているようです。編集部環境でも、ツールバーに[VPN]ボタンが追加されたことを確認できました。

 「VPN」(Virtual Private Network)とは、インターネット上に仮想の私的ネットワークを構成する技術です。ホテルや空港の公共Wi-Fiなど、信頼できないネットワークでセキュリティとプライバシーを確保したり、IPアドレスを隠して位置の推定や行動の追跡を困難にしたり、自国ではブロックされて閲覧できないコンテンツへアクセスしたりといった目的で利用されます。

 「Firefox」組み込みのVPN機能は“ブラウジング中の場所を隠してプライバシー保護を強化しましょう”とうたっている通り、後者を重視しているようですね。

接続先をフランスにしてみました。ちゃんとフランスからの接続であると偽装できています

 「Firefox」のVPN機能は月50GBまで無料で、「Firefox」の設定同期などにも使う「Mozilla アカウント」を作成すれば使い始めることが可能。経由国は米国、英国、カナダ、ドイツ、フランスが選べます。既定では一番近い(接続速度が速い)ところが自動で選ばれるようです。

組み込みのVPN機能を利用するには、「Mozilla アカウント」が必要。「Firefox」本体もこのアカウントでログイン状態になりますが、設定の同期は勝手に行われないのでご安心を
接続に成功。ツールバーの[VPN]ボタンからON/OFFしたり、設定を変更できます
経由国は米国、英国、カナダ、ドイツ、フランスが選べます

 なかには海外のVPN経由の接続をブロックしているWebサイトもありますが、そうしたサイトは設定画面から除外リストに加えておくとよいでしょう。指定されたサイトへ接続するときだけ、VPN接続を利用しないようにすることができます。

VPNを弾くWebサイトは、除外指定しておくとよいでしょう

 ちなみに、VPNを内蔵するブラウザーとしてはすでに「Microsoft Edge」「Opera」「Vivaldi」などがあります。