Kindle本『一生使えるプレゼン上手の資料作成入門』何問正解できる? 伝わる資料の○×クイズ

初回限定セールキャンペーンは12日まで

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 Amazon.co.jpで実施している『一生使えるプレゼン上手の資料作成入門』(インプレス刊)の初回限定セールキャンペーンは、12日いっぱいで終了となります。

 この一連の集中企画の最後となる今回は、『一生使えるプレゼン上手の資料作成入門』の見どころを○×クイズ形式で紹介します。すべての図は本書からの引用となります。

【第1問】箇条書きはどっちが伝わる?

どっちが伝わる? A or B

 資料の中で、箇条書きはよく用います。だらだらと長い文章で書くよりも簡潔でわかりやすい印象ですが、言葉を簡略化しすぎると、今度は伝わりにくくなります。

 たとえば、Aは省略されすぎているので、それぞれの単語が何を表現しているのかがわかりません。

 Bは、なぜこの3つがサービスの強みと言えるのかがわかる説明が付いているため、内容がすっきり伝わります。また、最小限の説明にとどめられているため、読みやすさも保たれています。

 ということで、第1問の答えは【B】です。

【第2問】どっちの資料が賛同を得られやすい?

どっちが賛同を得られやすい? A or B

 Bのように、言いたいことだけをそのまま書いただけでは相手に興味を示してもらえません。

 たとえば、Aのように提案したいシステムの特長を簡潔に盛り込むと、言いたいことが伝わりやすくなります。このように伝えたいメッセージを補強する要素を加えると、根拠が明確になって説得力が高まります。

 ということで、第2問の答えは【A】です。

ちなみに、補強要素は相手の悩みや疑問を解消するものだと相手に納得してもらいやすくなります。本書に表を掲載しているので、ぜひチェックしてみてください!

【第3問】「伝えたいことが明確」なグラフはどっち?

どっちが明確? A or B

 グラフは、「このグラフから言えること」を強調するのがカギとなります。グラフBからは、「製品Aと製品Bの合計が伸びている」「製品Aの売上が伸びている」「製品Bは堅調」の3つのことが説明できます。しかしこのままでは、どれが一番重要なのかがわかりにくいです。

 グラフAは、ここでは製品Aに説明すると仮定し、重要度の低い製品Bは灰色にして控えめな色にして、製品Aを目立たせています。

 製品Aと製品Bの売上合計金額自体は製品Aの伸びを伝える上での優先順位は低いので、初期設定に戻し、代わりに製品Aの最新の売上金額だけを目立たせます。

 仕上げに、タイトル下に添え書きを大きく入れると、誰が見ても何を伝えるグラフなのかがわかり、説得力が生まれます。

 ということで、第3問の答えは【A】です。

【第4問】写真とイラスト、使うべきなのはどっち?

使うべきなのはどっち? A or B

 イラストと写真には、それぞれメリットとデメリットがあります。なんとなくの見栄えではなく「目的」に応じて使い分けるのがポイントです。

 上の図は、ノベルティを使った集客数を増やす施策について説明したものです。

 Aはプレゼントを示したイラストを使用していますが、実際にこういった箱がもらえるのか、単なるイメージイラストなのかも不明ですし、結局どんなものがノベルティなのかもわかりません。

 Bのように実物の写真を見せれば、情報が具体化されて、「こんなにいい物がノベルティなら集客効果が見込めるそうだ」と企画を採用する判断基準になります。

 写真は実物の情報を持っているビジュアルなので、確定している情報を伝える場合は、写真を使用したほうが訴求力が強くなります。

 ということで、第4問の答えは【B】です。

「伝えたいこと」を意識して作るだけで、資料が変わる!

 言葉の使い方からグラフのちょっとした見せ方、写真やイラストを使い分けることで、相手へのメッセージの届き方はぐっと変わってきます。

 このように書籍『一生使えるプレゼン上手の資料作成入門』では、ビジネスの現場に即した具体的な作例とコツが紹介されているので、仕事ですぐに使える方法を探している人はぜひチェックしてみてください。