蜉蝣
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蜉蝣 体験版
- バージョン・リリース日
- v1.6(14/09/09) インストールアプリ
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明治時代の日本が舞台のノベルゲームの体験版
- ソフト種別
- 体験版
- 対応環境 :
- Windows 98/Me/2000/XP/Vista/7/8
- 窓の杜から
ダウンロード - ファイルサイズ
- 184.0MB
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※消費税増税のため、一部ソフトの価格が異なっている場合があります
明治時代の日本が舞台のノベルゲーム。体験版では二章までをプレイすることができる。
時は明治三十二年。戦地帰りの青年、吉野征治は師匠の友人である簸野(ひろの)郡の郡長より、ある問題の解決のため手伝いを依頼される。その問題とは、明治も三十年が過ぎた今になって発見された、禁足地とされる山中にある“忘れられた村”の存在。吉野は明治政府に加わるよう交渉するため村へ赴くことになるが、その案内役として出会ったのは、浮柚(ふゆ)と名乗る巫女の少女だった……。
“明治浪漫ヴィジュアルノベル”を謳い、近代的な趣のあるテキストや当時の風俗を感じさせる描写が特徴の作品。山に閉ざされた村で変化を厭う大人達と、広い世界を知りたいと願う浮柚の対比や、村では死病とされるコレラを医学の心得がある吉野が治療すべく奔走するなど、明治という時代の雰囲気が物語の軸にもなっている。村に残された山神信仰の謎を追っていく民俗学ミステリーとしての一面も興味深い。
製品版のプレイ時間は公称12時間以上。村の取りまとめ役である“弥十郎”やイギリスから来た少女“アンジェリカ”の力も借りつつ、村の今後あるべき姿を探っていく征治だったが、やがて物語はさまざまな人物達の思惑や利権、日清・日露戦争の狭間という時代背景からもたらされる大きな流れに飲み込まれていき、後半は怒濤の展開に。精巧かつ鮮やかな筆致で描かれる、40枚以上のイベントグラフィックも見所となっている。