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NVIDIA製GPUドライバーに5件の脆弱性 ~最新「GeForce」ドライバーへの更新を

「CVSS v3.1」のベーススコアは最大で「7.1」

同社が公開したセキュリティ情報

 米NVIDIAは1月16日(現地時間)、同社製のGPUディスプレイドライバーに複数の脆弱性が存在することを明らかにした。対策を施した最新版のドライバーがリリースされている。

 今回のアップデートで修正された脆弱性は、以下の5件。深刻度を示す「CVSS v3.1」のベーススコアは最大で「7.1」となっている。

  • CVE‑2024‑0150:Windows/Linux環境における範囲外書き込み(7.1)
  • CVE‑2024‑0147:Windows/Linux環境における解放後メモリ利用(5.5)
  • CVE‑2024‑53869:Linux用NVIDIAユニファイドメモリドライバーで未初期化メモリがリークする(5.5)
  • CVE‑2024‑0131:Windows/Linux環境における情報漏洩(4.4)
  • CVE‑2024‑0149:Linux環境における不正なファイルアクセス(3.3)

 加えて、NVIDIA VGPUソフトウェアでも2件の脆弱性が発見されており、修正版がリリースされている。Windows環境で「GeForce」シリーズを利用している場合、R550であればv553.62以降、R535であればv539.19以降への更新が必要だ。

 NVIDIA製GPUの最新版ドライバーは現在、公式サイトから無償で入手可能。同社が新たにリリースした「NVIDIA アプリ」などからアップデートすることもできる。

新しい「NVIDIA」アプリでアップデート