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「Google Workspace」のBusiness/EnterpriseプランにAI機能が解放 ~アドオンなしでも利用可能に
Businessプランのサブスクリプション料金は値上げ
2025年1月16日 16:46
米Googleは1月16日(現地時間)、「Google Workspace」のBusiness/EnterpriseプランにGoogleのAI機能を統合することを発表した。Businessプランでは同日から、Enterpriseプランでは1月後半から提供が開始される。
これまで「Google Workspace」でGoogleのAI機能を利用するにはGemini for Workspaceアドオンの追加契約が必要だった。しかし、AIの活躍するシーンが急速に拡大しているため、なるべく少ないコストで手軽にAIを利用できるように、今回の決定に至ったという。
AI機能が利用可能になると、「Gmail」や「Google スプレッドシート」、「Google Meet」などでAIの支援が受けられるほか、次世代チャットAI「Gemini Advanced」も利用できるようになる。「Gemini」をカスタマイズした「Gem」も利用可能だ。さらに、与えた資料に基づいてAIが回答できるノートブックサービス「NotebookLM Plus」も利用できるようになる。
なお、AI機能の統合に伴い「Google Workspace」のBusinessプランの料金も以下のように改訂される。
月払い(フレキシブル プラン、月額)
- Business Starter:1ユーザーあたり1,045円
- Business Standard:1ユーザーあたり2,090円
- Business Plus:1ユーザーあたり3,300円
年間 / 定期プラン(月額)
- Business Starter:ユーザーあたり880円
- Business Standard:1ユーザーあたり1,760円
- Business Plus:1ユーザーあたり2,750円
改定された料金は、すでに契約済みで月額払いの場合、適用開始日は2025年3月17日以降の最初のプラン更新日となる。新規に契約する場合は1月17日(米国時間)から適用される。なお、現時点では非常に小規模な企業の場合は料金の改定の対象とならないという。
また、既存のGemini for Workspaceアドオンは1月31日以降、価格が0円となり、料金は請求されなくなる。前払いしている場合には、2月1日からの日割りで払い戻されるとのこと。