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「Google Workspace」のサイドパネルで使える「Gemini」、日本語にもようやく対応
ドキュメントやスプレッドシートの内容をそのまま質問できる、
2024年10月17日 15:15
米Googleは10月16日(現地時間)、「Google Workspace」アプリのサイドパネルで生成AI「Gemini」と対話できるようにする機能が、日本語を含む7言語でアルファ版として利用可能になったと発表した。今年5月に「Google I/O」でお披露目され、英語で先行提供されていたが、ようやく日本語でも利用できるようになった。
今回、追加された対応言語は以下の通り。
- ドイツ語
- イタリア語
- 日本語
- 韓国語
- ポルトガル語
- スペイン語
- フランス語
「ドキュメント」、「スプレッドシート」、「Gmail」、「ドライブ」といったアプリでサポートされており、右上にある[Ask Gemini](スパークボタン)をクリックするとサイドパネルが開く。未サポートのアプリ(「スライド」など)では、英語に切り替えないと利用できない点には注意が必要だ。
「gemini.google.com」との違いは、1つのウィンドウ内に横に並べて同時に利用(サイドバイサイド)できる点、コンテンツの文脈をユーザーが教え込まなくても、「Gemini」が自ら学んでくれるのが点だ。メールやドキュメントなどから得られた情報を整理・活用し、コンテンツの要約や分析、新しいコンテンツの生成といったタスクを支援してくれるほか、実行したいタスクを実現するための方法を教えてもらったり、ユーザーの代わりに「スプレッドシート」の数式を考えてもらったりすることも可能で、生産性の飛躍的向上が期待できる。
「Gemini」サイドパネルは現在、即時リリースと計画リリース両方の「Google Workspace」ドメインで展開中。利用には「Gemini」のBusiness/Enterprise、またはEducation/Education Premiumアドオンが必要だ。