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「Google Workspace」のサイドパネルで使える「Gemini」、日本語にもようやく対応

ドキュメントやスプレッドシートの内容をそのまま質問できる、

「Gemini」を「Google Workspace」アプリのサイドパネルで

 米Googleは10月16日(現地時間)、「Google Workspace」アプリのサイドパネルで生成AI「Gemini」と対話できるようにする機能が、日本語を含む7言語でアルファ版として利用可能になったと発表した。今年5月に「Google I/O」でお披露目され、英語で先行提供されていたが、ようやく日本語でも利用できるようになった。

 今回、追加された対応言語は以下の通り。

  • ドイツ語
  • イタリア語
  • 日本語
  • 韓国語
  • ポルトガル語
  • スペイン語
  • フランス語

 「ドキュメント」、「スプレッドシート」、「Gmail」、「ドライブ」といったアプリでサポートされており、右上にある[Ask Gemini](スパークボタン)をクリックするとサイドパネルが開く。未サポートのアプリ(「スライド」など)では、英語に切り替えないと利用できない点には注意が必要だ。

 「gemini.google.com」との違いは、1つのウィンドウ内に横に並べて同時に利用(サイドバイサイド)できる点、コンテンツの文脈をユーザーが教え込まなくても、「Gemini」が自ら学んでくれるのが点だ。メールやドキュメントなどから得られた情報を整理・活用し、コンテンツの要約や分析、新しいコンテンツの生成といったタスクを支援してくれるほか、実行したいタスクを実現するための方法を教えてもらったり、ユーザーの代わりに「スプレッドシート」の数式を考えてもらったりすることも可能で、生産性の飛躍的向上が期待できる。

 「Gemini」サイドパネルは現在、即時リリースと計画リリース両方の「Google Workspace」ドメインで展開中。利用には「Gemini」のBusiness/Enterprise、またはEducation/Education Premiumアドオンが必要だ。