「Gmail」上のGeminiがメールの返信内容を詳細に提案してくれる機能が追加

生成AI「Gemini」がメールの内容に応じて返信内容を提案

　米Googleは9月26日（現地時間、以下同）、メールサービス「Gmail」にて、生成AI「Gemini」がメールの内容に応じて返信内容を提案する機能を追加したことを発表した。

　「Gmail」には以前から、メール下部に簡単な返信内容を提案する「スマートリプライ」機能があったが、今回追加された機能は、Geminiがメール内容を理解し、より詳細な返信内容を提案してくれる。

　メール受信後、返信画面を開くと、Geminiが生成したいくつかの返信案が表示される。各案にマウスカーソルを合わせると、テキストのプレビューが表示され、クリックで確定可能。選択後、必要に応じて編集することもできる。

いくつかの返信案を提案してくれる

　なお、利用する場合は設定で［スマート機能とパーソナライズをオンにする］を有効にすることが必要。

　この機能は、以下のGoogle One AI Premiumプランのほか、以下のアドオンにおいて利用できる。

• Gemini Business
• Gemini Enterprise
• Gemini Education
• Gemini Education Premium

　即時リリース・計画的リリースドメインともに9月26日から展開され、適用まで15日以上かかる可能性がある。