やじうまの杜

年末はGmailも大掃除しましょう ~Google公式がX(Twitter)で簡単な掃除方法を伝授

「Google ドライブ」の容量が足りなくなる前に不要なメールを一気に削除

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Gmailの大掃除を簡単にする方法

 年末です。大掃除の季節です。皆さん水回りに、玄関、お部屋の掃除に大忙しかと思います。でも、忘れてはならないのが、クラウドの大掃除。特にGmailは「Google ドライブ」と容量を共有しているため、容量がいっぱいになってしまいがち。容量をオーバーするとメールを受け取れなくなってしまうため、普段から定期的に不要なメールを削除しておいた方がよいでしょう。

 でも大量のメールを一つ一つ削除していたら年が明けてしまいます。一気に片づけたいところですが、大事なメールを削除したら困る……。そこで、Google Japanの公式X(旧Twitter)アカウントが便利な方法を教えてくれています。



 Gmailの検索欄で『is:unread older_than:1y』を検索してメールリスト左上のチェックボックスをONにし、[この検索条件に一致するすべてのスレッドを選択]をクリックして[削除]ボタンを押せば、一気に1年以上読まれていないメールを削除できます。メールの量によってはしばらく時間がかかるかもしれませんが、放置しておけばそのうち終わります。

左上のチェックボックスをON
[この検索条件に一致するすべてのスレッドを選択]をクリック
すべての検索結果を選択できる
[削除]ボタンを押せば一気にメールを削除可能

 もし未読メールでも全部消すのは不安だ、という場合は以前弊誌で紹介した『is:unread category:promotions older_than:1y』で検索するとよいでしょう。1年以上読まれていない[プロモーション]として分類されたメールを検索できます。

 Google Japan公式のポストにもありますが、この方法は条件を指定して検索が行える検索演算子と呼ばれる仕組みを使ったもの。『is:unread』は未読ステータス、『older_than:1y』は1年(1y)より古い、『category:promotions』は[プロモーション』カテゴリという条件を表しています。

 他にも、条件の一致するメールを除外する『-』や、スターを付けたメールに限定する『is:starred』、ファイルが添付されているメールに限定する『has:attachment』などいろいろ用意されており、かなり細かく指定できます。この年末は是非、Gmailの大掃除をしてみてください。

さまざまな検索演算子が用意されている。