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「Gmail」のサイドパネル搭載Geminiが「Google カレンダー」に対応 ~イベントの作成や確認が可能

まずは英語にのみ対応

「Gmail」のGeminiが「Google カレンダー」に対応

 米Googleは11月13日(現地時間)、メールサービス「Gmail」のサイドパネルに搭載されている生成AI「Gemini」が、「Google カレンダー」に対応したと発表した。Geminiを使ってカレンダーのイベントを作成したり、カレンダー内の既存のイベントについて確認できるようになった。

 6月に「Gmail」のサイドパネルに搭載されたGeminiは、「Google ドキュメント」、「Google スプレッドシート」、「Google スライド」、「Google ドライブ」などのほかの「Google Workspace」アプリと接続できるのが特徴。今回は、新たに「Google カレンダー」とも接続可能になった。

サイドパネルからGeminiに指示してカレンダーのイベントを作成

 なお、現時点では英語にのみ対応する。また、イベントにゲストを追加・削除したり、メールの内容から情報を読み取ってイベントを作成したり、イベントに関連する添付ファイルや出欠確認を表示したり、他の人とのスケジュール調整を行ったり、といったタスクの処理はできない。これらの機能については、今後追加予定だとしている。

 同機能は以下の「Google Workspace」のアドオンにおいて利用できる。

  • Gemini Business
  • Gemini Enterprise
  • Gemini Education
  • Gemini Education Premium
  • Google One AI Premium

 即時リリース、計画的リリースどちらのドメインでも、11月13日から段階的に展開され、12月6日までに完了する見込み。