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「Gmail」のサイドパネル搭載Geminiによる「Google カレンダー」連携が、日本語対応

自然言語でカレンダーのイベント作成や確認が可能

サイドパネルからGeminiに指示してカレンダーのイベントを作成

 米Googleは4月9日(現地時間)、メールサービス「Gmail」のサイドパネルに搭載されている生成AI「Gemini」の「Google カレンダー」連携機能が、日本語を含む29の言語に対応したことを発表した。

 この機能は2024年11月に発表されていたが、この時点では英語のみでしかつかえなかったが、今回のアップデートにより多くの言語で利用できるようになっている。これにより、「Gemini」を使ってカレンダーのイベントを作成したり、カレンダー内の既存のイベントについて確認できる。必須ではないが、「Gemini」へ質問する際の冒頭に『@Calendar』を付加すると、明示的に「Google カレンダー」との連携を行える。

 なお、イベントのゲストを追加・削除したり、メールの内容から情報を読み取ってイベントを作成したり、イベントに関連する添付ファイルや出欠確認の表示、ほかのユーザーとのスケジュール調整、会議室の管理といったタスクの処理はできない。

 即時リリース、計画的リリースいずれのドメインでもすでに対応している。以下の「Google Workspace」のユーザーが利用可能。また、以前にGemini Business、Gemini Enterpriseのアドオンを購入したユーザーも利用可能。

  • Business Starter
  • Business Standard
  • Business Plus
  • Enterprise Starter
  • Enterprise Standard
  • Enterprise Plus
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