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「Gemini」アプリの頭脳が最新モデル「Gemini 2.0 Flash」にアップグレード

画像生成も最新バージョンの「Imagen 3」に

「Gemini」アプリで「Gemini 2.0 Flash」が利用できるように

 米Googleは1月30日(現地時間)、「Gemini」アプリで「Gemini 2.0 Flash」が利用できるようになったと発表した。Webとモバイルで、すべてのユーザーに提供される。

 「Gemini 2.0」は、同社の最新AIモデル。見る・聞く・話すことができるマルチモーダル機能、多くの情報を一度に処理できるロングコンテキスト機能、ユーザーに代わってタスクを実行するエージェント機能が強化されており、多くの主要なベンチマークで高速なレスポンスとより強力なパフォーマンスを発揮する。「Gemini 2.0 Flash」はそのなかでも最軽量のモデルだが、旧バージョンのフラグシップモデルと互角、もしくはそれ以上の性能をもっているという。

 有償プラン「Gemini Advanced」であれば1,500ページまでのファイルアップロードに対応する1Mトークンコンテキストウィンドウ、「Deep Research」「Gems」などへの優先アクセスも引き続き利用できる。

 そのほかにも、「Gemini」アプリの画像生成も最新バージョンの「Imagen 3」へとアップグレードされた。「Imagen 3」はより豊かなディテールとテクスチャーを実現するほか、ユーザーの指示に対する忠実性も向上している。

 なお、従来の「Gemini 1.5 Flash」および「Gemini 1.5 Pro」は当面の間維持されるとのこと。

従来の「Gemini 1.5 Flash」および「Gemini 1.5 Pro」は当面の間維持される