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ローマ字入力で英単語を入力しやすくなった「Google 日本語入力」v1.12の開発版
開発版のみに搭載されていた同期機能は廃止が決定
(2013/11/11 18:04)
米Google Inc.は11日(日本時間)、日本語入力システム「Google 日本語入力」の最新開発版v1.12.1599.100を公開した。最新版の主な変更点は、ローマ字入力モードで日本語ではないと思われる文字列が入力された際に、かなに変換する前のアルファベットを“もしかして”として表示できるようになったこと。
これにより、ローマ字入力モードを利用している際に、特別な操作をしなくても英単語を入力しやすくなった。たとえば、“あdみにstらとr”と入力した際には“もしかして”の変換候補として“administrator”が表示される。
また、保護モードを有効化した「Adobe Reader」「Adobe Flash Player」がサポートされたほか、Windows 8上でMS-IMEから辞書をインポートできない不具合などいくつかの不具合が修正された。
なお、v1.3の開発版から実装されたのち、安定版への実装が見送られていたユーザー辞書の同期機能が、2013年12月以降を目安に廃止されることが発表された。同社によると、同期機能の廃止後もそれまでに同期された辞書は利用できるほか、エクスポート機能を使ってバックアップすることも可能とのこと。
本ソフトは、Windowsなどに対応するフリーソフトで、編集部にて64bit版のWindows 7で動作確認した。現在、同社のWebサイトからダウンロードできる。
ソフトウェア情報
- 「Google 日本語入力」開発版
- 【著作権者】
- Google Inc.
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows 7 x64で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.12.1599.100(13/11/11)