デキる人の使いこなしワザ for PC
デマサイトや不快なサイトは徹底的にブロックしたい!
2017年5月12日 06:00
デマ情報が多いサイトや表現が不愉快なサイトなど、見ないと決めているサイトのURLをうっかり踏んでしまい、しまったと後悔することは少なくありません。クリックする前に毎回URLを確認しようにも、漏れはどうしても発生しますし、また最近は短縮URLを用いて、オリジナルのURLがわからないように偽装するケースもよくあります。
見ないと決めているサイトのURLをうっかり踏まないためには
もし「Google Chrome」のユーザーであれば、拡張機能「はちまバスター」を使うのがおすすめです。この拡張機能に見たくないサイトのURLを登録しておけば、対象サイトへのリンクがすべて“Censored”という文字列に置換されますので、URLを目視で確認しなくても済むようになります。リンク先はマウスオーバーすれば確認できますが、普通にクリックしても開けないように無効化されますので、うっかり開いてしまう事故も防げるというわけです。
短縮URLやリダイレクトにも対応、作者が選んだNGサイトを一括で追加することも
また、短縮URLやリダイレクトで偽装されていて、不用意にそのサイトにジャンプさせられた場合でも、URLを開く前にポップアップで警告が表示されます。これにより、PVを稼ぐ目的で書かれた釣り記事や煽り記事に、無用なPVを与えることもなくなるというわけです。設定画面からは、どれだけの回数ブロックされたかも表示できますので、効果のほどが一目瞭然です。
ちなみにこの「はちまバスター」には、リストの購読機能も用意されており、作者が選んだNGサイトを外部から読み込んでフィルターに追加することもできます。対象のサイトをひとつずつ登録していくのが面倒であれば、この購読機能を使って一括で開けなくするというのもよいでしょう。
山口 真弘
テクニカルライター。PC周辺機器や電子書籍、電子辞書、ウェブサービスについてのハウツー記事をImpress Watch/ITmedia/CNETなどのWeb媒体に執筆。著書に『PDF+Acrobat ビジネス文書活用[ビジテク] 』(翔泳社)『ScanSnap仕事便利帳』(ソフトバンククリエイティブ)など。