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「GitHub Spark」のプレビューが開始、AIに説明するだけで本格的Webアプリができあがり
まずは「Copilot Pro+」ユーザーに提供
2025年7月24日 10:22
米GitHubは7月23日(現地時間)、「GitHub Spark」を発表した。まずは「Copilot Pro+」ユーザー向けにパブリックプレビューとして提供される。
「GitHub Spark」は必要なものを自然言語で記述するだけで、データストレージやAI機能、「GitHub」認証などを組み込んだフルスタックのWebアプリを作り出せるAI開発ソリューション。開発スタックには「TypeScript」と「React」が用いられるという。
本サービスでは、モックアップを作るだけでなく、自然言語で追加の要望を加えることで反復的にアプリを洗練させることが可能。エラーが検出された場合も、自動での修正が行える。アプリのスタイルは、組み込みのツールでブラッシュアップできる。さらにアプリにデータを保存する必要があることを「Spark」が検出すると、Key-Valueストアを用いたデータストレージが自動で設定される。
そのほかにも、「GitHub Codespaces」との連携が可能で、「Visual Studio Code」環境で編集やデバッグを手動で行ったり、「Copilot」で改善を提案してもらったりできる。もちろん「GitHub」とも連携し、デプロイと公開の面倒まで見てくれる。
なお、「Spark」は「Copilot Pro+」サブスクライバーならだれでも利用できるが、プレミアムリクエストを4つ消費する点には注意したい。追加のプレミアムリクエストは0.04米ドルなので、「Spark」は1回のプロンプトにつき0.16米ドルを要することになる。