Book Watch/ニュース

自己否定感から脱するための“練習”方法を解説した書籍が発売

『自分を否定しない練習 不足から始まるネガティブループを抜け出すシンプルな考え方』

『自分を否定しない練習 不足から始まるネガティブループを抜け出すシンプルな考え方』

 (株)インプレスは10月31日、インプレス NextPublishingより『自分を否定しない練習 不足から始まるネガティブループを抜け出すシンプルな考え方』(武末 有希子著)を発売した。紙書籍版の販売価格は2,600円(税別)、電子書籍版の販売価格は1,800円(税別)。

 私たちは「変わりたい」と願いながらも、気づけば元に戻ってしまう──そんな経験を何度も繰り返しています。ダイエットや習慣づくり、自己啓発の本を読んでも続かないのは、意志が弱いからではありません。本当の理由は、心のしくみにあります。

 本書は「自分を否定しない」ことを起点に、自己否定や不安にとらわれてしまう心の構造をわかりやすく解き明かします。努力や根性で自分をねじ曲げるのではなく、心の仕組みを理解し、自然に「戻らない変化」をつくる方法を紹介します。

 たとえば、「また同じ失敗を繰り返してしまうのはなぜか」「頑張っても続かないのはなぜか」といった悩みを、科学的にひもときながら、日常の中でできる小さな練習に落とし込みました。その練習は、特別なスキルや強い意志を必要としません。否定をやめて自分を観察するだけで、心は静かに変化を始めます。

 自分を責めなくてもいい。がんばらなくてもいい。大切なのは「否定しない練習」を積み重ねること。本書は、ありのままの自分に戻り、安心して生きるための実践的な一冊です。

目次

  • 序章 「変わりたいのに変われない」その正体
  • 第1章 現実はどうやってできているのか
  • 第2章 “自分”という勘違い
  • 第3章 アイデンティティの成り立ち
  • 第4章 なぜネガティブから抜け出せないのか
  • 第5章 “気づいている私”という視点
  • 第6章 ズレが起きる仕組み
  • 第7章 戻らない変化をつくる
  • 第8章 ありのままに戻るための実践
  • 第9章 一人で戻れないときに
  • 第10章 なりたい自分を現実でつくる
  • 第11章 私たちは、最初から“ありのまま”
  • 終章 “気づいている私”と共に生きる
  • あとがき
  • 参考文献