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「カスペルスキー」が原因で「秀丸エディタ」が正常動作しない問題が解消

v16.0.1.445(e)で“セルフディフェンス”機能をONしても「秀丸エディタ」は正常動作

「カスペルスキー インターネット セキュリティ 2016」v16.0.1.445(e)と「秀丸エディタ」

 7月27日に報告されていた「カスペルスキー インターネット セキュリティ 2016」(以下、「カスペルスキー」)の最新版が原因で、「秀丸エディタ」が正常に動作しない問題が解消された模様だ。Kaspersky Labでは情報の更新はないものの、「秀丸エディタ」を開発するサイトー企画は22日、「カスペルスキー」をv16.0.1.445(e)にアップデートすることで問題が解決することを予告していた。

 問題は「カスペルスキー」v16.0.1.445をインストールすると、「秀丸エディタ」を含む一部のソフトがインストールできなくなったり、正常に動作しなくなるというもの。Kaspersky Labでは、当面の対策として、“セルフディフェンス”機能を無効化するか、古いバージョン(v16.0.0.614)へ戻す方法を案内していた。

 編集部にて、Windows 8.1上に「カスペルスキー」v16.0.1.445(e)をインストールし、“セルフディフェンス”機能を有効化した環境で試したところ、「秀丸エディタ」のインストールが無事完了し、正常に動作することを確認した。