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「LibreOffice」が「MS Office」の“リボン”風UIを含む新UIを導入へ

The Document FoundationがUIコンセプト“MUFFIN”を発表

ユーザーインターフェイスデザインコンセプト“MUFFIN”のロゴ(公式リリースより引用、以下同)

 The Document Foundationは21日(中央ヨーロッパ時間)、オープンソースのオフィス統合環境「LibreOffice」の新しいユーザーインターフェイスデザイン(UI)コンセプト“MUFFIN”を発表した。「LibreOffice 5.3」から導入されるという。

 “MUFFIN”は“My User Friendly & Flexible INterface”の略で、よりパーソナル(My)かつユーザーフレンドリー(User Friendly)で、柔軟性の高い(Flexible)ユーザーインターフェイスを目指したデザインコンセプトだ。

 具体的には、伝統的なツールバーを備えたデフォルトUI、コンパクトなシングル(一段)ツールバーを備えたUI、サイドバーとツールバーを備えたUI、そして実験的に提供される新しい“Notebook Bar”を備えたUIの4つが提供され、ユーザーの好みや環境に応じて使い分けられるようになるようだ。

伝統的なツールバーを備えたデフォルトUI
コンパクトなシングルツールバーを備えたUI
サイドバーとツールバーを備えたUI
“Notebook Bar”を備えたUI

 なかでも、特に注目すべきは新たに提供される“Notebook Bar”だろう。この“Notebook Bar”は「Microsoft Office」の“リボン”を思わせるデザインになっており、コマンドをタブやセクションに分けることにより、限られた面積にできるだけ多くのコマンドを視覚的に見付けやすく提供している。

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