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Facebook、“フェイクニュース”を拡散するページから広告を排除する方針を明らかに
フェイクニュースを作成する経済的インセンティブを削いで拡散を防止
2017年8月30日 09:35
米Facebook, Inc.は28日(現地時間)、“フェイクニュース”を繰り返し共有するページから広告を排除する方針を明らかにした。誤ったニュースを配信するページが収益を得ないようにすることで、嘘ニュースの拡散を防止する。
同社によると、第三者のファクトチェック(事実確認)機関が“虚偽である”とマークした記事を繰り返し拡散したページは、Facebook上で広告を購入することができなくなるという。フェイクニュースの共有を停止するまで、当該ページは広告の掲載を再開できない。
同社はフェイクニュースに対抗する手段として、フェイクニュースを作成する経済的インセンティブを削ぐこと、フェイクニュースを抑制するための製品開発に注力すること、ユーザーがフェイクニュースと接した場合に正しい判断を行うための情報を提供することの3つを掲げており、今回の施策はその一環と言える。