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「Windows 10 RS5」Build 17650が公開 ~「Windows Defender」が“Fluent Design”に

ファイヤーウォールルールにはWSLプロセスを登録できるように

「Windows 10 Insider Preview」Build 17650の「Windows Defender セキュリティ センター」(同社ブログより引用)

 米Microsoftは19日(現地時間)、PC版「Windows 10 Insider Preview」のBuild 17650(RS5)を“Windows Insider Program”の参加ユーザーに対して公開した。コンテンツの受け取り設定で“Skip Ahead”を選択しているユーザー(“RS_PRERELEASE”ブランチ)向けのリリースとなっている。

 本ビルドでは、「Windows Defender セキュリティ センター」のデザインが改善。新しいユーザーインターフェイスデザイン“Fluent Design”の要素が追加されたほか、余白や間隔の調整が行われた。また、ウィンドウサイズに応じてナビゲーションビューの幅が動的に変更されるようになったのも改善点。OSのアクセントカラーを有効にしている環境ではタイトルバーにそれが反映されるようになり、マルチタブ機能“Sets”で利用する場合にタブの色がわかりやすくなった。

 加えて、Build 17627から「Windows Defender Firewall」の許可・ブロックルールにWSLプロセスを追加できるようになったことが紹介されている。たとえばLinuxツールが外部からのアクセスを待機する場合、初回接続時にWindowsアプリと同じ許可を求めるダイアログが表示されるようになる。