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Microsoft、ARM64アプリのビルドツールを早期プレビュー版として公開
エミュレーションに頼らず“Windows 10 on ARM”でネイティブ動作するアプリを開発
2018年5月9日 15:36
米Microsoftは8日(現地時間)、「Visual Studio 15.8 Preview 1」に含まれるSDKと早期プレビューツールでARM64アプリをビルドできるようになったことを発表した。エミュレーションレイヤーに頼らず、“Windows 10 on ARM”でネイティブ動作するアプリケーションを開発できる。
ビルドされたARM64アプリはまだ正式サポートされておらず、“Microsoft Store”に提出することもできない。しかし、早期プレビュー版ARM64対応のWin32アプリを自分のサイトで公開することは可能。現在、C++でARM64 UWPアプリをビルドする方法や.NET Native UWPアプリをビルドする方法、C++で開発されたWin32アプリをARM64向けにリビルドする方法が、公式ブログ“Windows Developer Blog”で解説されている。
なお、ARM64アプリのビルドは、今年後半にも完全サポートされる予定。ツールが正式版になれば、“Microsoft Store”への提出も可能となる見込みだ。