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11月のパッチで64bit版「Outlook 2010」が起動不能に ~Microsoftが修正プログラムを公開

同社のダウンロードセンターから「KB4461585」を入手可能

「KB4461585」

 米Microsoftは11月22日(現地時間)、「Outlook 2010」向けの更新プログラム「KB4461585」を公開した。現在、同社のダウンロードセンターからダウンロードできる。具体的なスケジュールは未定だが、“Windows Update”による配信も行われる見込み。

 今月の月例更新プログラムには悪意ある細工が施されたファイルを「Outlook 2010」で開くと任意のコードが実行されてしまう脆弱性が修正されているが、この修正が原因で64bit版「Outlook 2010」が起動できなくなる問題が発生していたという。

 同社によると、この問題は「Outlook」の起動時における内部処理に依存しており、影響を受けるユーザーはごく一部であるとのこと。「KB4461585」が未適用であったり、64bit版の「Office 2010」を利用していないならば、本問題は発生しない。