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NVIDIA製GPUのディスプレイドライバーに複数の脆弱性、問題を修正した最新版が公開

サービス拒否(DoS)や特権の昇格、任意コードの実行、情報漏洩などにつながる恐れ

GPUのディスプレイドライバーに複数の脆弱性

 米NVIDIAは2月22日(現地時間)、同社製GPUのディスプレイドライバーに複数の脆弱性が存在することを明らかにした。“GeForce”、“Quadro”、“NVS”および“Tesla”向けに、問題を修正した最新ドライバーが提供されている。

 同社が公開したセキュリティ情報によると、今回のアップデートで修正された脆弱性はCVE番号ベースで8件。サービス拒否(DoS)や特権の昇格、任意コードの実行、情報漏洩などにつながる恐れがある。深刻度は“CVSS v3”の基本値で最大“8.8”と評価されており、Windowsで“GeForce”を利用している場合、v419.17より前のすべてのバージョンの“R418”ドライバーが脆弱性の影響を受ける。

 最新版のドライバーv419.17は、現在同社のWebサイトから無償で入手可能。同社が提供するユーティリティ「GeForce Experience」を利用してアップデートすることもできる。