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NVIDIA製GPUのディスプレイドライバーに3件の脆弱性 ~修正版が公開
深刻度は“CVSS v3”の基本値で最大“7.7”
2019年5月13日 11:00
米NVIDIAは5月9日(現地時間)、同社製GPUのディスプレイドライバーに複数の脆弱性が存在することを明らかにした。“GeForce”、“Quadro”、“NVS”および“Tesla”向けに、問題を修正した最新ドライバーが提供されている。
同社が公開したセキュリティ情報によると、今回のアップデートで修正された脆弱性はCVE番号ベースで3件。サービス拒否(DoS)や特権の昇格、任意コードの実行、情報漏洩などにつながる恐れがある。深刻度は“CVSS v3”の基本値で最大“7.7”と評価されており、Windows環境で“GeForce”を利用している場合、v430.64より前のすべてのバージョンの“R430”ドライバーが脆弱性の影響を受ける。
最新版のドライバーv430.64は、現在同社のWebサイトから無償で入手可能。同社が提供するユーティリティ「GeForce Experience」を利用してアップデートすることもできる。