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フリーのパケット取得・プロトコル解析ソフト「Wireshark」v3.0.1が公開 ~v3.0系初の更新
CVE番号ベースで10件の脆弱性を解決。旧安定版もアップデート
2019年4月10日 14:39
オープンソースのネットワークプロトコルアナライザー「Wireshark」の最新安定版v3.0.1が、4月8日に公開された。v3.0系初のアップデートとなる本バージョンでは、Windows版インストーラーに付属する「Npcap」がv0.992へと更新された。不具合や脆弱性の修正も行われている。
リリースノートによると、今回修正された脆弱性はCVE番号ベースで10件。ファイルパーサーやディセクターがクラッシュしたり、無限ループに陥る不具合が解決された。一部の脆弱性は旧バージョンにも影響するため、修正版のv2.6.8/v2.4.14が同日付けでリリースされている。
「Wireshark」はWindows/Mac/Linuxなどに対応しており、現在ソースコードとWindows/Mac向けのインストーラーが本ソフトの公式サイトから無償でダウンロード可能。また、Windows向け最新安定版のインストーラーは窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。
ソフトウェア情報
- 「Wireshark」Windows向け安定版
- 【著作権者】
- Gerald Combs and contributors
- 【対応OS】
- Windows 7/8/8.1/10およびWindows Server 2008 R2/2012/2012 R2/2016
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 3.0.1(19/04/08)