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フリーのパケット取得・プロトコル解析ソフト「Wireshark」v3.0.1が公開 ~v3.0系初の更新

CVE番号ベースで10件の脆弱性を解決。旧安定版もアップデート

「Wireshark」v3.0.1

 オープンソースのネットワークプロトコルアナライザー「Wireshark」の最新安定版v3.0.1が、4月8日に公開された。v3.0系初のアップデートとなる本バージョンでは、Windows版インストーラーに付属する「Npcap」がv0.992へと更新された。不具合や脆弱性の修正も行われている。

 リリースノートによると、今回修正された脆弱性はCVE番号ベースで10件。ファイルパーサーやディセクターがクラッシュしたり、無限ループに陥る不具合が解決された。一部の脆弱性は旧バージョンにも影響するため、修正版のv2.6.8/v2.4.14が同日付けでリリースされている。

 「Wireshark」はWindows/Mac/Linuxなどに対応しており、現在ソースコードとWindows/Mac向けのインストーラーが本ソフトの公式サイトから無償でダウンロード可能。また、Windows向け最新安定版のインストーラーは窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「Wireshark」Windows向け安定版
【著作権者】
Gerald Combs and contributors
【対応OS】
Windows 7/8/8.1/10およびWindows Server 2008 R2/2012/2012 R2/2016
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
3.0.1(19/04/08)