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「Google Chrome 78」に2件のセキュリティ欠陥 ~脆弱性を悪用した攻撃の報告も
深刻度はいずれも“High”
2019年11月1日 09:30
米Googleは10月31日(現地時間)、デスクトップ向け「Google Chrome」の最新安定版v78.0.3904.87を公開した。脆弱性を修正したセキュリティアップデートとなっている。
本バージョンで修正されたセキュリティ欠陥は、全部で2件。PDFレンダリングエンジン「PDFium」とオーディオにおける解放後メモリ利用(Use-after-free)の脆弱性が修正された。脆弱性の深刻度は、いずれも同社基準で4段階中上から2番目の“High”。オーディオの脆弱性(CVE-2019-13720)に関しては悪用が確認されており、できるだけ早い対応が必要だ。
デスクトップ向け「Google Chrome」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在、同社のWebサイトから無償でダウンロード可能。Windows版は、64bit版を含むWindows 7/8/8.1/10に対応する。すでにインストールされている場合は自動で更新されるが、設定画面(chrome://settings/help)から手動でアップデートすることも可能。