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フリーのオフィス統合環境「LibreOffice 6.3.3」が公開

機能を積極的に盛り込んだFresh版。80件以上の不具合と機能後退を修正

The Document Foundation、「LibreOffice 6.3.3」を公開

 The Document Foundation(TDF)は10月31日(中央ヨーロッパ時間)、「LibreOffice 6.3.3」を公開した。80件以上の不具合と機能後退(リグレッション)が修正され、安定性と品質が向上している。

 「LibreOffice」は、クロスプラットフォームで動作するオープンソースのオフィス統合環境。Windows/Mac/Linuxなどに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在“libreoffice.org”から無償でダウンロードできる。Windows版はWindows 7/8/10およびWindows Server 2012をサポートしており、窓の杜ライブラリからもダウンロード可能。

 「LibreOffice」には新機能を積極的に盛り込んだ最新(Fresh)版と、機能改善に注力した安定(Still)版の2バージョンが存在するが、今回リリースされた「LibreOffice 6.3.3」は前者に当たる。パワーユーザーやテクノロジー愛好者、組織への導入をテストしているユーザーであれば、本バージョンの利用をお勧めする。

 一方、エンタープライズでの展開は「LibreOffice 6.2」系統(Still版)の利用が推奨されている。執筆時現在の最新版は、v6.2.8。「LibreOffice 6.2」系統はこのバージョンが最終版となる見込みだ。

ソフトウェア情報

「LibreOffice」v6.3系統
【著作権者】
LibreOffice contributors
【対応OS】
Windows 7/8/10およびWindows Server 2012
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
6.3.3(19/10/31)