やじうまの杜
あのJA福岡さんからまた無償の「LibreOffice Base」の電子マニュアルが公開される
「Firebird」対応、入門編とデータ加工編の2冊
2019年10月25日 15:21
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いささか旧聞に属する話になって恐縮ですが、あのJA福岡市さんから新しい「LibreOffice」のマニュアルがリリースされたのだそうです(ドキュメントの日付は令和元年10月1日でした)。
JA福岡といえばLibreOfficeを導入している団体として有名ですが、JA福岡からLibreOffice ver6.0 Base マニュアルが出ました!Firebird対応でしかも入門編とデータ加工・事務処理編の二つです。Baseを使っている方は、ぜひぜひお読みください!https://t.co/LI1PB7Sgo2
— LibreOffice 日本語チーム (@LibreOffice_Ja)October 14, 2019
今回リリースされた『LibreOffice ver6.0 Base マニュアル(入門編)』と『LibreOffice ver6.0 Base マニュアル(データ加工・事務処理編)』では、「LibreOffice」に含まれているデータベースアプリ「Base」(「Microsoft Office」でいうところの「Access」に相当)を用いて、組み込み型データベース「Firebird」でデータを扱う行う方法が解説されています。「Firebird」というのは、「InterBase」(Borlandの開発ツールを使っていたユーザーであれば、聞いたことがあるかもしれません)から派生したオープンソースのリレーショナルデータベースです。「Base」の場合、データベースを新規作成する場合に選択できます。
“データベースとは?”という基本的なところから始まり、フィールド、レコード、データ型、テーブルの設計、正規化、クエリー、フォームとレポートの作成といったトピックが解説されています。図表も多めなので、わかりやすいのではないでしょうか。ライセンスは“CC BY-NC 2.1”。クレジット表示さえつければ、営利目的ではない限り、頒布や改変も自由に行えるのはうれしいところですね。
JA福岡市さんは、これまでにも多くの「LibreOffice」マニュアルを公開してくださっています。
- 【レビュー】やりたい作業から「LibreOffice」の操作方法を調べられるPDF形式の無償電子書籍 - 窓の杜
- 「Excel」から「LibreOffice」へマクロを移行するためのマニュアルが無償公開 - 窓の杜
- JA福岡市、PDF形式の電子書籍『LibreOffice Baseマニュアル』を無償公開 - 窓の杜
- 「LibreOffice」の「Draw」を解説した無償の電子書籍『LibreOffice_Drawマニュアル』 - 窓の杜
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