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オープンソースのオフィス統合環境「LibreOffice 6.2.8」が公開 ~v6.2系統の最終版
12月にリリースされる「LibreOffice 6.3.4」への移行準備を
2019年10月21日 00:00
The Document Foundation(TDF)は10月17日(中央ヨーロッパ時間)、「LibreOffice 6.2.8」を公開した。「LibreOffice 6.2」系統の最終リリースとなる。
「LibreOffice」は、クロスプラットフォームで動作するオープンソースのオフィス統合環境。現在、「LibreOffice 6.2」系統と「LibreOffice 6.3」系統の2バージョンがメンテナンスされているが、今回リリースされた「LibreOffice 6.2.8」は、新機能の充実よりも安定性・堅牢性を重視したエンタープライズ向け「LibreOffice 6.2」系統のマイナーバージョンアップだ。一般のユーザーは「LibreOffice 6.3」系統の利用が推奨されている。
「LibreOffice 6.2.8」における変更は、不具合の修正とセキュリティの向上が主。次のエンタープライズ向け推奨バージョンは、12月にリリースされる予定の「LibreOffice 6.3.4」となる予定なので、現在「LibreOffice 6.2」系統を利用しているユーザー・組織は「LibreOffice 6.2.8」へのアップデートを済ませるとともに、「LibreOffice 6.3」の新機能と改善を確認し、「LibreOffice 6.3.4」への移行準備を進めておくべきだろう。
「LibreOffice」はWindows/Mac/Linuxなどに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在“libreoffice.org”から無償でダウンロードできる。Windows版はWindows 7/8/10およびWindows Server 2012をサポートしており、窓の杜ライブラリからもダウンロード可能。
ソフトウェア情報
- 「LibreOffice」v6.2系統
- 【著作権者】
- LibreOffice contributors
- 【対応OS】
- Windows 7/8/10およびWindows Server 2012
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 6.2.8(19/10/17)